Avgidea Function
AFX は、ユーザーが作成した任意の Python プログラム(ファンクション)を Avgidea Storage 内に格納したファイル(群)に対して実行することが可能です。ファンクションの実行は全て ADP 内で完結するため、クライアント端末とのファイルのダウンロード・アップロードは発生しません。また、スケジュール機能によりファンクションを任意の間隔で実行することも可能です。
ファンクションを活用することにより、データ分析時におけるデータの前処理や AI モデルを用いた予測をストレージ上で実行することができます。下記は、ファンクションの実装例です。
文字コードの変換
文字列の置換・削除
特定範囲の文字列の抽出
テキストデータの分類 など
下記4種類のファンクションをブラウザから作成・実行することが可能です。
Line : 処理対象のテキスト ファイルが1行ずつ読み取られ、ファンクションに引数として渡されます
File : 処理対象のファイルが、ファンクションにオブジェクトとして渡されます
Directory : Storage データソース配下のファイルがファンクションにオブジェクトとして渡されます
Standalone : インプットデータに依存せず、独立したファンクションとして動作します
DataFrame : CSVファイルを Pandas の DataFrame として受け渡すことができます。
コンソールからの操作に加えて、外部 API 経由でファンクションの実行や停止などが可能です。OEM 環境ではファンクションの実行前に、少なくとも一つのクラスタが構成されている必要があります。
Function 内で利用可能な adpy パッケージを活用することで、下記の API 連携が可能です: